やっほう
かな子です☆彡
今回は、2023年3月に大部分が廃止となってしまった
北海道を走る留萌本線の思い出ですっ。
留萌本線は、深川駅から沼田市を通り、
留萌駅~さらに増毛駅へ至る66.8Kmの路線でした。
深川市内~沼田市内までは平坦な石狩平野を走り、
峠下からは山を越えて、
留萌駅~増毛駅は海沿いと風景も変化に富んでいる路線でした。
最初に、2016年12月4日をもって留萌駅~増毛駅間が廃止となり、
そして、2023年3月31日をもって、石狩沼田駅~留萌駅間が廃止されました。
これで、
残るは深川駅~石狩沼田駅の間16kmの短い区間だけになっちゃいました。
でも、この区間も2026年には廃止が決定のようです。
まだ、全線廃止にはなってませんが、
ほぼ、3分の2を失ってしまった、留萌本線の過去を思い出してみたいと思います。
①2014年の思い出・深川~留萌
②2014年の思い出・ 留萌~増毛
①2014年の思い出・深川~留萌
(2023年4月より石狩沼田~留萌間が廃止となりました…😭)
はじめて留萌本線に乗ったのは、2014年の9月でした。
当時、深川駅では駅弁が販売されていました。
それからすぐ、2014年頃に廃止されてしまいましたが、
駅に併設された物産館では、
現在でも、「深川そばめし」などを買うことができます。
15時位に深川駅を出発。
車両は今と同じ「キハ54」。
乗客がかなり乗っていて、学生がたくさん。
ちょっときゅうくつな旅…
と思いきや、
石狩沼田駅でほとんど降りてしまい、一気に空いてしまいました。
途中、板っきれみたいなホームと古びた木造の待合室だけの駅を見つけて、思わず完動♡
北秩父別駅、真布駅ですね♪
国鉄時代、「仮乗降場」と呼ばれてた簡素な駅は一発で好きになりました。
峠下駅を出ると山を登り、すごい山の中へ突入です。
そして、山を下りると、留萌駅へ到着します。
留萌駅~増毛駅はタブレット(正式にはスタフ)という輪っかのような通行証を渡して、
列車同士が衝突しないよう、人の手で運行管理を行っていました。
こんなシーンにもわーい!となります♪
②2014年の思い出・ 留萌~増毛
(この区間は、2016年に廃線なりました…)
そして、留萌駅を出たら、あとは海沿い。
時間は17時すぎた頃で、ちょうど空が茜色に染まっています。
夕焼けのローカル線☆*: .。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
綺麗だあー♡
相変わらず、板っきれのような仮乗降場の駅、
貨物列車の車掌車の車体を待合室にした駅などが続くなか、
列車は海沿いを走る…
やがて太陽はもうすぐ水平線へ。
アタシが窓を開けて写真を撮っていたら、
他の席の初老のおじさんが「すまないが、私にも写真を取らせてくれ」と。
写真を撮りながら
「いやぁ、綺麗だなぁ。感激だなぁ」
と何度も言っていました。
これ、本当に絶景のローカル線でした❤
太陽は綺麗に水平線に沈み、あたりは一気に暗くなりました・・・。
ようやく終点の増毛駅に着いたー。
いきなりプツンと切れる線路…。
「留萌本線終着駅 増毛駅」
と大きく書かれた看板。
ものすごく旅情をそそられましたね。
この区間は2016年に廃線となりましたが、
増毛駅は現在でも残されています。
駅舎は廃線後に整備され、昔の大きい姿に改修されました。
駐車場やトイレも完備され、ドライブがてらに訪れる事ができますよ。
泊まった宿は「とほ宿・ぼちぼちいこか一刻館」
古い洋館を改装した宿はとてもレトロなカッコいい♪
夕食も海の幸が満載ですっ
イカなどの刺身おいしーい♡
マスターのおすすめのビールもめっちゃ美味しかった
でもクセのあるマスターなんですけどね(笑)
翌日。
増毛の町を観光して、
今度は昼の列車で深川駅へ戻ります。
昨日は暗くなってよく見れなかった終着駅をとことん満喫します。
日本海に面した終着駅・・・。
哀愁あります。
線路の終端と、留萌本線のキハ54ディーゼルカーがいいですね💚
昼間の海は明るく、青い海が気持ちいいー♪
やっぱり留萌~増毛駅の海沿い路線は最高ですっ♪
窓を開けて、風を感じながら、北海道を走る。
いいなあー💙
るんるん浮かれながら、深川駅まで戻ってゆきました。
(まとめ)
今、思い出しても
本当にいい路線でした。
峠下駅からの山越えを経て、留萌駅を出たら、海沿い区間✨
しかも、夕方ならサンセットが綺麗でしたし…💞
本当に廃止はもったいないです。
ローカル線はメディアなどにはよく紹介されるけど、
現状はとても厳しいです。
興味ある方はぜひ乗っておいてほしいです・・・。