津軽鉄道はあったかい

ちょっと前ですが、冬のおはなし。
東京駅から秋田新幹線「こまち」と、奥羽本線を乗り継いで、東能代駅にやってきました。🚄

東能代から五能線へ
この時は引退寸前の「キハ40系」がホームに停車しています!
かっこいいー💛

この車両も、もうすぐ引退してしまかと思うと、寂しいなぁ
  →(2021年3月で引退しました)淋しいっ!
沢山の学生達を乗せて出発!
と思いきや、次の能代駅で9割以上降りてしまい、発車したらほぼ貸切状態!

あらららら・・・🤸‍♀️🤸‍♀️
よし!ここからは、呑み鉄しちゃおう!えへへへー♡

五能線といえば、海沿いの絶景路線🌊
鉄ちゃんでなくても、乗りたくなるとってもいい景色の路線ですよね💛


奇妙な型の岩も立ちはだかり、本当に絶景路線だぁー 🌊 🌊

窓の開くキハ40系は最高だわっ✨

まあ、冬だから窓全開!とは行かないけど・・・

鯵ヶ沢駅で途中下車して町を散歩🐌

風をびゅーびゅー北国の海🏳
海辺に長く居る気にはなれず、内陸へ歩く
可愛い赤い橋に魅せられちょっと気に入ってしまった♬

その橋の近くでは、アスファルトの下からフキノトウがちらりとこんにちわ🦗
春の足音が聞こえてるのかな・・・。
駅へ戻り、新型ディーゼル車に乗って五所川原駅へ。

五所川原駅に着いて、こ線橋に登れば古びた客車が止まっているのが見えてくる

わぁー☀
お目当の津軽鉄道ストーブ列車だぁー✨✨✨
とっても古そうな車体は異次元の入口。
きゃー❤ドキドキドキドキ💛

で、でも…
お、お客は…わたしひとり?

「毎度ご乗車ありがとうございます(^^♪」
それでもアテンダントさんは沿線案内してくれる♬

沿線案内のアテンダントさん✨
車内販売のお姉さん✨
車内放送やストーブに石炭をくべる車掌さん✨

お客ひとりに対して乗務員3人。運転士も入れれば…なんと、4人!
うわぁ、なんて贅沢な列車なんだろう😅

もちろん喜んでる場合じゃない!!
普段なら団体客も入り、満員御礼なのに、コロナで全て台無しに…。
それでもストーブ列車は津軽鉄道の、いや、津軽の誇り。
頑張って走らせているのです。なんて健気な…

応援したいじゃありませんかぁー。

さっそく車内販売のスルメと日本酒を購入🦑
アテンダントさんがストーブの上で焼いてくれます🦑
車掌さんもときどき回ってきて、ストーブに石炭をくべます。
ガシャ、ガシャ、ゴロリ。石炭をかき混ぜる
ぱち、ぱちとスルメは焼ける。

暖かいストーブの前で、日本酒呑みながら、スルメをくちゃくちゃ(笑)
列車はがたごと
しあわせだー🧡🧡💗

しかし、わずか40分で終点・津軽中里に到着。
えー。もっと乗っていたい…
そんな訳で折り返しのストーブ列車にも乗っちゃえー(*^▽^*)

お!やっと他のお客さんがいた!(1人だけど)
でも途中の金木駅で降りてしまい、また貸切。いやぁ…すごい状況だなあ😥

夕方近くなると、古い客車の電気が灯る💡
少し暗くなってきた車内をオレンジ色の電気が照らす。
よりレトロで哀愁たっぷりだわぁぁ☆彡

がたごと。がたごと。

ストーブ列車。ほんとにしあわせな気持ちになれるよーヾ(o´∀`o)ノ♪

五所川原まで戻ってきました。
明日もまた乗りますねー、とアテンダントさんに挨拶して、列車を降りる。

ちょっと散歩して、五所川原駅の信号機のところまで。
腕木式信号機という、昔の信号機があるの。青・赤の色の所だけは電気が付くけど、
あとは全部機械仕掛け。今でも現役!全国でもここだけなんですっ🌐
超アナログな信号機が夜のとばりで綺麗でした☪

今夜ホテル泊まり。
いい夢見れますように(^^

翌朝☀
はじまりはストーブ列車の1便から。

「おはようございます☀」

アテンダントさんも同じ人。
そしてまたもお客はわたし1人ぼっち。

「もう案内はいいですよね」
といつもの案内はやめて、
代わりに「今日は岩木山みえっがなー」とか「太宰の疎開の家は本当にいいですがら」など、
普通に話しかけてくれる。

金木駅で下車。手を振りながらストーブ列車を見送って、太宰治ツアーをしてみる事に。
金木といえば太宰治の生まれた町ですからね♪

「太宰治疎開の家」は、本当に良かった。
太宰が執筆してた机があったり、病気の母親が横たわっていた寝室などがそのままで、なんかもっともっと太宰の作品を読みたくなります。

じっくりと太宰の世界に浸っていたら、
ここでお昼寝になってしまい、金木駅へ一旦戻って、ランチは駅舎2階のカフェ「ぽっぽ」へ☕

列車も見下ろせる可愛いカフェ。
だけど、2021年3月いっぱいで契約切れで、移転してしまうという。
あらら…。もっと前からずっと知っておけば良かったなぁぁ…
(この記事は過去の記事です。したがって、このカフェは駅にはありません。
駅から徒歩5分くらいの場所へ移転開業しています!)

岩のりラーメンとりんご餃子が美味しい🥟
ストーブ列車が窓の外を走り抜けてゆく
しあわせなお昼の時間🧁

午後は太宰治の生家、斜陽館へ

おっきい家だなぁー^_^
木のぬくもりが暖かい。

と言いたいけど、冬に来ると床がめっちゃつめたーい!
ほんと!木の床って想像以上につめた~いですからね!
太宰治誕生の部屋にほええーとなり、津島家の立派すぎる仏壇にびっくりしたり!

2階のお洒落な洋館作りお目目を丸くしたり。
さすが!太宰治の生家、津島家はすごいですわぁーʕ•̫͡•ʕ*̫͡*ʕ•͓͡•ʔ-̫͡-ʕ•̫͡•ʔ*̫͡*ʔ-̫͡-ʔ

1駅ぶん歩いて隣の芦野公園へ移動。
昔の駅舎を使ったカフェ「駅舎」でまったり☕

あー。いい空間だなぁ❤

ぼんやりしていると窓の外に下りのストーブ列車があらわれる。
行ってらっしゃーい。

やがてさっきのストーブ列車が戻ってくる時間。

カフェを出てストーブ列車に乗り込む。
ストーブ列車も、アテンダントさんも、もう3回目。

「あら。おかえりなさい。今日はどうでした?」
「冬の最終便は夕方になるがら電気点けるのよ。点くとまだ雰囲気いいのよ」

アテンダントさんの会話も嬉しい♬

「あ。岩木山がちょっと色付いてきたがなー?お岩木山はやっぱ見て欲しいね」

最後の列車も乗客はわたし一人。
そして暗くなってきて、電気が灯った車内は本当にタイムスリップしたみたいで、とってもいいかんじ。

もっともっと。ずっとずっと乗っていたい・・・でも。

お話ししていると、あっという間に五所川原駅に戻ってきてしまった。

アテンダントさんに手を振ってお別れ。
2日間ありがとうございました。

この後は、五能線→奥羽本線の快速→東北新幹線で帰るだけ。
五能線の新型車両は、混んでいて、旅情は一気に消えてしまった。シュン…。

はあー。旅も終わった…。

その時だった!!

「お客さん!忘れ物よ!」

さっきのアテンダントさんが五能線車内まで追いかけて来てくれた。
忘れたのは、使用済みのきっぷ…。記念に残そうとしていたけど、コレの為にわざわざ五能線の車内まで届けてくれたのだ!

ありがとう。本当に心優しい・・・。
ストーブ列車は降りてしまったのに、その温もりだけは、石炭ストーブのようにじんわりと残り続けていました💖

最後の最後まで、津軽鉄道はあたたかい鉄道だったのです(^_-)-☆